プロジェクトニュース(発電プラント) 2011.11.10 セネガル電力公社(SENELEC)のカップ・デ・ビッシュ発電所3号基のガスタービンをアップグレード
Ovationエキスパート制御システムによって正確で信頼性の高い燃焼制御を実現 2011年11月10日 ダカールの東23km、大西洋への突端に位置するカップ・デ・ビッシュ発電所は、出力82 MWのセネガルにおける重要な発電所です。このプロジェクトは、セネガルの生産能力を向上させる国家計画の一環として実施されるもので、フランス電力公社(EDF)のCIT(Centre d'Ingenierie Thermique、熱工学センター)がテクニカルアドバイザーとして指名されています。 エマソンは、プロジェクトの元請業者に指名され、既存の制御システムの監査と評価、交換対象の旧設備の解体スケジュール策定、Ovationエキスパート制御システムの設計、製品図面作成、FATテストの計画、コミッショニング手順の策定を行います。さらにエマソンの担当範囲には、据付、コミッショニングおよびオペレーターの訓練なども含まれます。 今回のエマソンの受注は、Innovative Control Systems(ICS)社による1号基、2号基および4号基のプロジェクト成功に続くものです。ICS社は現在エマソン・プロセス・マネジメントのパワー&ウォーターソリューション部門に所属しています。 SENELECでプロダクションディレクターを務めるMoussa Diagne氏は、次のように述べています。「エマソンが今回のプロジェクトを受注したのは、同社の業界における経験、タービンレトロフィットの専門技術、そして包括的なオートメーションソリューションを提供できる能力を有しているからです。エマソンは、SENELECのプロジェクトですでに3基のガスタービンをアップグレードした実績があり、われわれはこうした経験から、セネガル国内で高まる電力の安定供給に対する要求にSENELECが応えていくために、エマソンのテクノロジを採用することがベストだと判断しました。」 プロジェクトでは、Pratt & Whitney社製のガスタービン3号基(22 MW)の据付と、新しいタービン制御システムと計装機器の導入を行います。エマソンはさらに、改良したガスエンジンの据付も担当し、現場で既存タービンの各部に機械的に連結する作業などを行います。また、従来のPLC制御システムを、冗長コントローラーを搭載したエマソンのOvationエキスパート制御システムに置き換え、システムの全体的な制御を実現します。既存のオペレーターインタフェースもOvationエキスパート制御システムの監視システムに置き換えられます。 エマソンはまた、新しい励磁装置、振動監視システム、防火システム、および計装装置を納入し、これらのシステムをOvationエキスパート制御システムに統合します。また、既存の機械式設備を二元燃料に対応するようにレトロフィットし、ユニットの燃料として天然ガスとディーゼル燃料油のどちらでも使用できるようにします。さらに、新しいガス転換設備とガスジェネレーターの据付も担当します。予定されているプロジェクトの期間は22週間です。 エマソン・プロセス・マネジメントのパワー&ウォーターソリューションの責任者であるBob Yeagerは、次のように述べています。「SENELEC様が、プラントの可用性、信頼性および環境コンプライアンスの改善に貢献する、エマソンのプロジェクト管理サービス、デジタルプラントネットワーク、そして先進の制御システムを選択してくださったことをうれしく思っています。」 |
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