異材質を結合したい！スウェージングのご紹介
超音波溶着機の溶着以外の応用について、「スウェージング」をご紹介します。互いに溶着性のない異材質のプラスチックパーツを固定する際や、もしくはプラスチックパーツと金属パーツを固定する際に有効な工法です。
超音波溶着機の溶着以外の応用について、「スウェージング」をご紹介します。互いに溶着性のない異材質のプラスチックパーツを固定する際や、もしくはプラスチックパーツと金属パーツを固定する際に有効な工法です。
超音波溶着機の溶着以外の応用について、今回は「スウェージング」をご紹介します。
以前の記事で超音波カシメについてご紹介しましたが、今回ご紹介するスウェージングについても、互いに溶着性の無い異材質のプラスチックパーツを固定する際や、もしくはプラスチックパーツと金属パーツを固定する際に有効な工法となります。
スウェージング工法の特長と利点
スウェージングもプラスチックを溶かしてフォーミングする工法という点ではかしめと似ていますが、かしめがボス状に成形されたプラスチック部分を溶かしてリベット状にするのに対して、スウェージングは外壁をホーンで溶かして内側に倒し込んで固定する工法となります。
やはりスウェージングの際にも熱コテで行う際に発生する糸引きが無く、非常に綺麗な仕上がりとなる点が非常に大きなメリットとなります。
応用例 - 金属製メッシュや不織布のフィルターと樹脂部品の溶着
実際にスウェージングを用いた1つの例としては、金属製メッシュや不織布を固定してフィルターを作ることに利用されます。上の図の青色部分がプラスチック部品、赤色部分が金属製メッシュもしくは不織布の組み合わせで、スウェージングにより外壁を倒して金属製メッシュや不織布を固定します。
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