マイクロ流体バルブ技術

遮断バルブは、腐食性流体や取り扱いが難しい流体で使用するよう設計されています。内部ソレノイド構造が媒体から分離しているため、バルブは媒体の持つ悪影響を完全に遮断します。このバルブには自動排水機能が搭載されており、内部はコンパクトな構造で流体が流れやすくなっているため、卓上分析計器として使用するには理想的です。溶媒の選択/分流、サンプル調製、DNA シーケンスなどの用途にご使用いただけます。

常用非遮断バルブは、不活性流体や腐食性流体に使用されます。非観血式モニタリング、酸素濃縮器、歯科用機器、大気汚染計測機などで使用する流体を制御するために、さまざまな取り付け構成やサイズのモデルがあります。

プロポーショナルバルブは、コイルに入力される電気信号に応じてさまざまな量の流体を制御します。ガスクロマトグラフィ、質量流量コントローラ、血圧モニタリングなどに使用できます。必要な制御範囲に応じて、各種範囲の圧力/流量センサを必要とする用途に適切なバルブです。プロポーショナルバルブは、持ち運びが可能で消費電力が少ない医療機器用にカスタマイズされることがあります。