Emerson 1410S ワイヤレスゲートウェイは現在、最新のファームウェアリリースにより、アンテナあたり最大 500 台のデバイスをサポートするようになり、ネットワーク容量および性能が向上しています。高解像度画像
Dual WirelessHART ポートフォリオの新機能が、接続性を最大限に高め、従来モデルの 2 倍の容量とワイヤレス通信範囲の向上を実現
ミネソタ州シャコピー (2025 年 4 月 28 日) – グローバルな産業用技術のリーダーであるエマソンは本日、1410S スマートワイヤレスゲートウェイと、新しい 781S スマートアンテナのアップグレードを発表しました。これにより、設置および運用の効率性が向上し、必要なネットワークインフラを最小限に抑えつつ、信頼性を維持することが可能となります。
リモートアンテナアダプタを使用することで、高ゲインのリモートアンテナとの互換性を備えた卓越した信号強度を実現でき、最も複雑な WirelessHART® ネットワークにおいても、必要なホップおよび中継器の数を大幅に削減することが可能になります。高ゲインのリモートアンテナオプションを選択した 781S には、強化された WirelessHART ネットワークの新規構築または既存ネットワークのアップグレードに必要なすべての要素が含まれます。最後に、リモートアンテナアダプタは、旧式のリモートアンテナシステムから、エマソンの1410S スマートワイヤレスゲートウェイおよび 781S スマートアンテナ機器における最新技術への円滑なアップグレードパスを提供します。
デバイス容量の増加と拡張範囲機能を組み合わせることで、規模やレイアウトに関わらず対象となる施設全体で WirelessHART 機器を使った効果的な監視・管理が可能となります。ゲートウェイインフラストラクチャの大幅な削減により、より合理的かつコスト効率の高い WirelessHART の導入が実現しました。施設の最も遠隔または障害物の多いエリアにおいても、メッシュネットワークによるカバーが可能なため、これらの強化が継続的な監視およびリアルタイムの接続性を促進し、WirelessHART の高速な更新レートおよび長寿命バッテリといった利点を活用することができます。
既存システムを 1410S および 781S へアップグレードすることで、バックアップおよび復元の簡単なプロセスを使用したこれらの新機能を活用することができるようになります。これにより、ネットワークおよびホスト接続を含むシステム設定のシームレスな移行が可能となり、現在利用できる最高の WirelessHART インフラストラクチャが提供されます。
「これらの改善は、産業用ワイヤレスネットワークにおけるデータ量と拡張性に対する市場の要求に応えるものです。これらが連携すると、WirelessHART ネットワークのインフラコストが大幅に削減されることにより、エマソンが掲げるビジョンである、インテリジェント機器とエッジコンピューティングによる Boundless Automation を推進します。」と、エマソンの計測ソリューション事業部門の製品マネージャである Jimmy Ji 氏は話します。
エマソンの 1410S スマートワイヤレスゲートウェイのファームウェアの拡張により容量が増加し、781S スマートアンテナを使用することで、ネットワークあたり最大 500 台の機器接続が可能となります（従来の制限は 200 台）。Dual WirelessHART 技術の統合により、1 台の 1410S ゲートウェイで最大 1,000 台の機器との接続が可能となり、接続性機能が大幅に拡張されました。既存の 1410S ゲートウェイも、最新ファームウェアへのアップデートと高容量ネットワークのアップグレードを導入することで、これらの機能を活用することができます。
781S スマートアンテナの設計アップデートでは、端子台とリモートアンテナの新しいアダプターオプションが備わったことで、アプリケーションのニーズに合わせたケーブルのカスタマイズと、アンテナ性能の向上が実現します。新たに統合された 781S 端子台により、設置現場で求められるケーブルタイプや長さに応じた容易な設置が可能となります。これらのアップデートは、産業ワイヤレス市場の絶えず変化するニーズを満たせるようエマソンの製品設計をしてきた実例です。
詳細については、Emerson.com/Wireless1410S をご覧ください。
