AMS Trex デバイスコミニケータの AMS 巡回点検アプリは、現場の状態を正確に把握し、重要な情報が意思決定者に届くように自動的にプラントシステムにデータを配信するのに役立ちます。高解像度画像
AMS 巡回点検アプリは、プラントの安全性と性能の問題を報告するためのワークフローを自動化します
テキサス州オースティン（2019年1月7日）– エマソンは本日、AMS Trex Device Communicator 用の新しいアプリケーションである AMS Inspection Rounds をリリースしました。これは、運用チームが、信頼性、安全性、およびパフォーマンスにリスクをもたらすプラントの異常状態を把握、報告、および対処するのを容易にします。新しいアプリケーションにより、担当者は現場の状況データを正確に記録し、意思決定者が効果的な行動を起こすことができる他のプラントシステムにそのデータを自動的に配信することができます。
多くの工場･現場では、センサによって識別できない異常の検知を、手作業の巡回点検に頼っています。AMS 巡回点検アプリでは、巡回中の運転員は、異常な装置騒音、こぼれ、臭い、過度の腐食、または安全上の危険など、異常または危険な状態を直ちに電子的に記録することができます。その状態のデータは、頑丈なAMS Trex にリアルタイムで入力でき、コンプライアンスおよび監査要件に合わせてタイムスタンプが付けられます。
AMS 巡回点検アプリは、有線または安全な Wi-Fi 接続を介して他のプラントシステムに状態データを配信するため、手動で入力する必要がありません。また、現場にいる間に運用担当者と保守担当者に自動化されたワークフローを提供し、完全で一貫性のある繰り返し可能な状態データの収集を保証します。
「定期巡回点検は、効率の低下や人員を危険にさらす可能性がある異常で危険な状況を特定するための重要な防衛線です。」と、えまそん･オートメーションソリューションズの Plantweb および信頼性ソリューションの製品管理担当副社長、Mani Janardhanan 氏は述べています。「AMS巡回点検アプリは、安全性と信頼性に影響を与える問題を早期に検出し、報告し、解決するのに役立ちます。」
巡回経路、ステータス、アラート、およびアクション項目の明確なダッシュボードを使用して、ユーザは問題をより迅速に解決するためのステップを識別、スケジュール設定、および調整できます。経路データを電子的に記録することで、紙のメモを電子媒体に転記する際に通常失われる時間を節約し、監査証跡の生成を簡素化して、要員がより重要な作業に集中できるようにします。運転チームと保守チームは、履歴にアクセスして、繰り返し発生する問題の根本的な原因を特定して排除することもできます。
(日本国内でのご注文については、担当にお問い合わせください。)
AMS巡回点検アプリの詳細については、 Emerson.com/AMSInspectionRounds をご覧ください。
