Control-Disk ロータリーバルブ
Fisher Control-Disk バルブは、広範囲の用途において正確な制御を提供します。
Fisher Control-Disk バルブは、広範囲の用途において正確な制御を提供します。
Control-Disk ロータリーバルブは、優れたスロットリング性能を実現します。流量特性を等しい割合に調整すると、セグメント化されたボールバルブの絞り範囲と同等の性能を得ることができます。これによって、プロセス外乱に関係なく対象の設定ポイントに制御ポイントを近づけることが可能になり、プロセスの変動性減少につながります。
Control-Disk バルブは、炭化水素、精製、化学薬品、製紙パルプ、金属/鉱工業などの分野で、高速プロセスや圧力損失の変動が関与する用途に最適です。
片側にコンターエッジを持つ独自の特許取得済みディスクがフロークリアランスを作り、Control-Disk バルブに固有の等比率特性を与えます。フローテストによって検証された数値流体力学（CFD）は、Control-Disk バルブのダイナミックトルクを減少させる能力を示します。
シャフトを 2 つに分けることで、中央部の流路が拡張されます。ドライブシャフトは Control-Disk の一方に接続され、外側シャフトは反対側に接続されます。シャフトの方向が垂直または水平なとき、外側シャフトのスプリングがドライブトレインおよびディスクの位置を調整します。
等比率ディスクにより、ディスクが開くピーク角度での動作トルクが低下します。Control-Disk は、シャフトディスクのピンニングを改善することで保持され、バックラッシュと摩耗を最小限に抑えます。
低摩擦、低摩耗の PEEK/PTFE ベアリングが標準です。
オプションの ENVIRO-SEAL™ パッキングシステムは、非常に滑らかなシャフト表面と活荷重により、シール、ガイド、ローディング力伝達を改善するように設計されています。ENVIRO-SEAL システムのシールは、放出量を 100 ppm 未満（100 万分の 1）まで抑制できます。
プロセスゲインは、プロセス出入力における変化の関係を定義します。プロセスゲインが 0.5 ～ 2.0 の間で維持される運動距離は、バルブの制御範囲です。プロセスゲインが 0.5 ～ 2.0 以内にない場合、運動性能が悪く、ループが不安定になる可能性があります。Control-Disk バルブは、15 ～ 70% の広い制御範囲と優れたスロットル制御を備えています。
